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WSF2011ダカール発の情報を発信します
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今日は、ダカール港からフェリーで約20分で行ける奴隷貿易の拠点であったゴリ島を訪問した。運賃は往復で5000CFAフラン。8000CFAフランでセネガル人の英語ガイドを雇った。ガイドの弟は日本に十数年住んでいるパーカッショ二ストとのこと。このゴレ島からは南北アメリカ及び中央アメリカへ多くの西アフリカ出身の人々が奴隷として売られていったという歴史がある。

ダカールから運ばれる奴隷はゴレ島のエストレー要塞に集められ、男女別等に分類された部屋に押し込められ動物同様の扱いを受けたそうで、石でがっしりと作られた暗い部屋の跡が博物館に残されていた。ダカールは16世紀から19世紀にかけて奴隷貿易の中心であったという。私は賢い伊達男風のガイドからの流暢な説明を複雑な思いで聞いた。

島の丘には多くの砂絵画家などが制作拠点として住んでいて、オープンアトリエが集まった“芸術村”の趣。砂絵の制作過程を見せられ、オマケ割引につられて?お土産に買った。また、大きなバオバブの樹が生えており、漁業も盛んで新鮮な魚が食べられる。往復のフェリーでは寒かったが、にぎやかでかわいい小学生の一団が心をなごませてくれた。

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ゴレ島訪問後は、市内の教会や露天などが密集したサンダカ市場などを見て歩いた。時々さりげなく撮影しながら・・・。いろいろな物売りがカモである私たち日本人グループにアプローチしてきた。しかし、意外と治安は悪くないと感じた。ムスリムが多いので盗みに対するモラルの厳格さが効を奏しているのではと想像するが。

渡田正弘(グローバリゼーションを問う広島ネットワーク)
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