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WSF2011ダカール発の情報を発信します
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ダカールから帰る途中で、ドバイの乗り換えにほぼ1日弱の余裕があったので、奥野さんと一緒にドバイを見て回ることにしました。ドバイ市内の定期観光バスが出ていることがわかっていたので、それを利用することにしました。とにかく、ドバイのバブルの象徴であるブルジュ・タワーとジュメイラ・パーム・ビーチは絶対に実物を見ておきたかったのです。

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まず、バスの乗り場を探したのですが、インフォメーション・センターや空港の係員らしき人に聞いても、的確な答えが返ってきません。あちらこちらに振り回された揚げ句、ターミナル1の売店の人が、私たちの地図を見ながら、シティ・センターからバスが出ていることを教えてくれ、タクシーで何とかたどり着きました。

市内観光バス(「ビッグバス」と言ってました)のシステムは、以下の通りです。レッド、ブルーの2つのルートをオープンデッキの2階建てバスがそれぞれ20分間隔で走っています。レッドは市内中心部、ブルーは海岸沿いのルートで、それぞれ10ヶ所のポイントが決まっていて、そこで自由にバスに乗り降りできます。つまり、自分の見たいポイントでゆっくり見て回れるという訳です。

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各ポイントには、女性の係員がいて、チケットの販売や車内検札、客の案内などを行っていました。その女性たちは、全てフィリピン人でした。客の中には、夫婦が途中ではぐれてしまって、何とか連絡をとってくれと泣きつく人もいて、結構大変な仕事のようです。

私たちはまず、とあるショッピンモールの前で降りて、コーヒーとクロワッサンで朝食をとりました。このカフェは完全なフレンチスタイルで、メニューもフランス語。

カフェの入っているところを含めて、数ヶ所のショッピングモールを見て回りましたが、どうも二つのタイプがあるようです。一つは、完全に観光客や地元の富裕層目当てのところ、もう一つは出稼ぎの外国人や地元の中流階層(というのが果たしてあるのかは、リサーチが必要でしょうが)を対象としたもの。

前者には、欧米のブランドショップが並び、一見リッチな雰囲気が漂う。しかし、よく見てみると、土曜日の昼間にもかかわらず、客の姿が少ない。「**%OFF」といったセールをどの店もやっています。いわゆるドバイショックのあと不景気が続き、どの店も必死のようだ。客寄せのためか、最近開店したらしい「ドバイ・モール」の1階には吹き抜けの天井まで届く巨大な水槽があり、無数の魚が泳いでいるのです。そして、何とその水槽の下部はトンネルになっていて、その中からは上向きに魚が泳いでいる姿を眺めることができるという仕掛けに。

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後者は、中級のブランド店が多く、フードコートは完全にフィリピン方式で、何百という席の周りを20数店のテイクアウトの店が並び、お好みの料理をリーズナブルな値段で食べることができます。フィリピンやインドネシアなどから出稼ぎ労働者の他、地元の人々も大勢食べに来ていました。私たちは、久しぶりのラーメンを食べ、体がほんわか暖まる快感に浸りました。(続く)

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寺本 勉
ATTAC関西グループ

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