WSF2011ダカール発の情報を発信します
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
7日夜は、ATTACのイベント兼パーティーが開かれ、会場から徒歩で約45分の文化センターまで行きました。予定時刻の7時から約1時間遅れで始まったイベントには、各国のATTACメンバーを中心に100名以上が集まりました。ATTACフランスとATTACトーゴの仲間が司会で、まず各国の取り組みを紹介しあいました。ほとんどがフランス語で進行し、英語の通訳がドイツなどヨーロッパの一部に対して、スペイン語の通訳がラテンアメリカに対して行われていました。日本からは、No−voxの稲葉さん、園さんも合流し、稲葉さんに日本語への通訳をしていただいたので、内容がよくわかりました。
各国からの報告は以下の通りです。
ブルキナファソ〜11名が参加。新植民地主義に対するオルタナティブが課題。
モロッコ〜各地に17のグループがある。債務の問題を広げていく活動。
ベナン〜最近起こった洪水に対して、人災ということで取り組んでいる。
ギニア〜若者と女性が多いことが特徴。
セネガル〜結成されたばかり。すでに100人ほどのメンバーが集まっている。
トーゴ〜2004年結成。集会や文化活動などにとりくんでいる。農民に対する教育活動に力を入れている。ATTACを「地方分権」型の組織にしていきたい。社会フォーラムに取り組もうと考えている。
アルゼンチン〜ラテンアメリカでは、さまざまな希望のもてる意見の交換が行われている。ベネズエラやエクアドルのような従来とは違った道を歩む国が現れた。債務や自由貿易に反対する活動をCADTMと一緒にやっている。
日本〜秋本さんが日本語で報告し、稲葉さんがフランス語に通訳。
スペイン〜世界中のATTACと会えたこと、特にモーリタニアのATTACに会えたことが嬉しい。銀行の民営化に反対するキャンペーン、国営化を求めるキャンペーンをやっていて、かなりの支持を得ている。ラテンアメリカのATTACとも共同でいろんなことをやっている。
ドイツ〜結成から11年で、25,000人の会員。労働組合と同じくらいの影響力。ヨーロッパレベルでもさまざまなとりくみ。南ドイツで8月14日にフォーラム開催の予定。
ノルウエー〜ノルウエーで社会フォーラムを開き、1,500人の参加。教育と医療の民営化に反対する活動を中心に。
そして、報告の最後に大きな拍手に迎えられて、チュニジアの代表がマイクを握りました。
彼は、「11年半前にATTACを結成。独裁政権下で厳しい活動を続けてきた。生き残るだけでなく、独裁者を追放することに成功した。」と述べ、参加者に「革命戦争の中で倒れた200名のために、1分間の黙とうをしましょう」と呼びかけ、全員が立ち上がって革命の犠牲者に対して黙とうしました。さらに「ATTACチュニジアも大きな役割を果たし、何名も逮捕されたが、民衆の決起で釈放された。ATTACが言っていたもう一つの世界は不可能だと思っていたが、1月14日以降はもう一つの世界が可能だとわかった。エジプトでも、他の国でも起こっている。チュニジアは資本主義の優等生だと言われていたが、民主主義的な国家をこれから作っていこうとしている。しかし、世銀やIMFが国を牛耳ろうとしている。昨日、与党が解散した。世銀やIMFにも出ていって欲しい。世界資本に支配されないようにすることを約束する。」と生々しいチュニジア革命の状況を伝えると、会場からは全員が立ち上がって、大きな拍手がしばらく鳴り止みませんでした。(attacチュニジア関連の情報1、情報2)
続いて、パーティーに移り、飲み物を手に、国を超えた交流が会場のあちこちに。こういう時には、本当に言葉の壁を感じます。特に、英語が圧倒的少数派であるATTACの運動の中では、フランス語を知らないことが大きなハンディになるのです。
明日も、ATTAC関連のワークショップを中心に参加しようと思っていますが、韓国のワークショップにも魅力を感じています。多分、英語中心の数少ないワークショップでもあるし。
寺本 勉(アタック関西グループ)
各国からの報告は以下の通りです。
ブルキナファソ〜11名が参加。新植民地主義に対するオルタナティブが課題。
モロッコ〜各地に17のグループがある。債務の問題を広げていく活動。
ベナン〜最近起こった洪水に対して、人災ということで取り組んでいる。
ギニア〜若者と女性が多いことが特徴。
セネガル〜結成されたばかり。すでに100人ほどのメンバーが集まっている。
トーゴ〜2004年結成。集会や文化活動などにとりくんでいる。農民に対する教育活動に力を入れている。ATTACを「地方分権」型の組織にしていきたい。社会フォーラムに取り組もうと考えている。
アルゼンチン〜ラテンアメリカでは、さまざまな希望のもてる意見の交換が行われている。ベネズエラやエクアドルのような従来とは違った道を歩む国が現れた。債務や自由貿易に反対する活動をCADTMと一緒にやっている。
日本〜秋本さんが日本語で報告し、稲葉さんがフランス語に通訳。
スペイン〜世界中のATTACと会えたこと、特にモーリタニアのATTACに会えたことが嬉しい。銀行の民営化に反対するキャンペーン、国営化を求めるキャンペーンをやっていて、かなりの支持を得ている。ラテンアメリカのATTACとも共同でいろんなことをやっている。
ドイツ〜結成から11年で、25,000人の会員。労働組合と同じくらいの影響力。ヨーロッパレベルでもさまざまなとりくみ。南ドイツで8月14日にフォーラム開催の予定。
ノルウエー〜ノルウエーで社会フォーラムを開き、1,500人の参加。教育と医療の民営化に反対する活動を中心に。
そして、報告の最後に大きな拍手に迎えられて、チュニジアの代表がマイクを握りました。
彼は、「11年半前にATTACを結成。独裁政権下で厳しい活動を続けてきた。生き残るだけでなく、独裁者を追放することに成功した。」と述べ、参加者に「革命戦争の中で倒れた200名のために、1分間の黙とうをしましょう」と呼びかけ、全員が立ち上がって革命の犠牲者に対して黙とうしました。さらに「ATTACチュニジアも大きな役割を果たし、何名も逮捕されたが、民衆の決起で釈放された。ATTACが言っていたもう一つの世界は不可能だと思っていたが、1月14日以降はもう一つの世界が可能だとわかった。エジプトでも、他の国でも起こっている。チュニジアは資本主義の優等生だと言われていたが、民主主義的な国家をこれから作っていこうとしている。しかし、世銀やIMFが国を牛耳ろうとしている。昨日、与党が解散した。世銀やIMFにも出ていって欲しい。世界資本に支配されないようにすることを約束する。」と生々しいチュニジア革命の状況を伝えると、会場からは全員が立ち上がって、大きな拍手がしばらく鳴り止みませんでした。(attacチュニジア関連の情報1、情報2)
続いて、パーティーに移り、飲み物を手に、国を超えた交流が会場のあちこちに。こういう時には、本当に言葉の壁を感じます。特に、英語が圧倒的少数派であるATTACの運動の中では、フランス語を知らないことが大きなハンディになるのです。
明日も、ATTAC関連のワークショップを中心に参加しようと思っていますが、韓国のワークショップにも魅力を感じています。多分、英語中心の数少ないワークショップでもあるし。
寺本 勉(アタック関西グループ)
PR
この記事にコメントする
最新記事
(03/10)
(03/03)
(02/21)
(02/21)
(02/20)
(02/17)
(02/12)
(02/10)
(02/10)
(02/10)
(02/10)
(02/09)
(02/08)
(02/08)
(02/08)
(02/08)
(02/08)
(02/06)
(02/04)