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WSF2011ダカール発の情報を発信します
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WSF TVサイトより

6日はいよいよWSFダカールの初日です。午後からオープニングマーチが行われました。

ホテルの食堂で朝食。パンが3種類に、コーヒー、紅茶、オレンジジュースというシンプルなメニューです。朝食の後、簡単なミーティングで今日の行動予定を確認。とりあえずWSF会場であるダカール国立大学で、参加登録を済ますことにしました。

ホテルにタクシーを呼んでもらい、値段の交渉もしてもらいました。セネガルのタクシーには2種類あるようで、普通のタクシーと乗り合いタクシーです。普通のタクシーは、車体の色が黄色もしくは黄色と黒に塗られていてすぐにわかります。ただ、全く料金メーターがついていないため、値段はすべて交渉で決まります。結局、会場まで1500シェーファーフラン(約300円)で行くことになりました。この値段交渉は、売り手市場か、買い手市場かによって、全然変わってきます。実際、マーチの帰りは、タクシーをつかまえようとするマーチ参加者が一杯いたため、倍の3000シェーファー支払うことになりました。


会場のダカール国立大学は、正式名称を「シェイク・アンタ・ジョップ大学」といい、セネガルのみならず西アフリカでも有数の大学で、大学構内には多くの学生寮があり、西アフリカ全域から学生が集まっているそうです。広大なキャンパスには、数多くの建物があり、そのうちの一つで登録が行われていました。私たちも行列に並びました(写真)。

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ボランティアスタッフが、コンピュータを前にして行列を作った参加者の登録作業に奮闘していましたが、ポルトアレグレやベレンに比べると、コンピュータの数も少なく、明日以降は結構混雑が予想されます(写真)。

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登録が終了すると、青いバッグと参加証がもらえます(写真)。登録料は、私たちはATTACとしての団体登録は8人で195ユーロ、つまり一人当たり約25ユーロ(約4000円)、アフリカからの参加者は個人が5ユーロ、セネガルの参加者は団体が2ユーロ、学生・青年が0.5ユーロ、一般市民は0.25ユーロ(約40円)となっていました。この差のつけ方は、WSFナイロビの教訓から学んだものでしょうか。

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オープニングマーチの主発地点は、市街地のグランドモスクの近くで、RTS(放送局)前の道路です。この周辺は、警察の機動隊(写真)が出て、車が通らないように車道を封鎖していました。私たちは、12時過ぎにはグランドモスク前に到着し、各国のATTACの人たちと合流しました。

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デモの出発時刻については、13時とか、14時とか、いろんな情報が事前に流れていたのですが(大学の登録場所には、13時というアナウンスが、スペイン語、ポルトガル語、フランス語、英語の4カ国語で張り出されていました。英語が一番下というあたりが、WSFでの英語圏の占める位置を象徴していますね)、結局14時だったようです。こういう流れで、ランチを食べ損ねてしまい、かつ空港で両替してもらった現地通貨が高額紙幣(といっても、10,000シェーファーフランですから、2,000円くらいですが)だったので、水を買うこともできず(露店ではお釣りの持ち合わせがないから)、これが大失敗でした。

出発地点には、12時半頃から続々とマーチ参加者が集まってきます。早速太鼓がたたかれ、アフリカのリズムがあたりを圧倒していきました(写真)。

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揃いのTシャツを着たボランティアの若者が並んで参加者を整理しています。見るところ、ボランティアには2種類あるようで、会場で登録の仕事をしていた若者は黄色のTシャツを、警備の若者は黒のTシャツを着ていました(写真)。それぞれの主張を書いた横断幕を先頭にまとまって来る団体もあれば、思い思いに参加してくる人々もいます。それにしても暑い。日差しが強い。帽子を持ってこなかったことを後悔しつつ、タオルを頭に巻いてちょっとでも日差しを避けることにしました。

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モロッコのテレビ局らしい人から、インタビューを受けました。「はるか遠い日本から、なぜWSFに参加しているのか」「経済状態が悪いが、どうすれば脱却できると思うか」など聞かれました(写真)。どうも日本から来たということが珍しいらしく、一緒にいたATTACメンバーも何回かインタビューに応じていました。

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いよいよマーチに出発。RTS前から大学まで、約2時間です。ATTACは、ヨーロッパやアフリカを中心に、約100名が%旗や横幕を手にして、先頭近くを歩きました(写真)。先住民の踊りも沿道の各地で見られました(写真)。

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会場への出発の時間が迫ってきたので、とりあえずここまでアップします。

7日は、アフリカに関するワークショップに参加します。

寺本 勉(ATTAC関西グループ)

WSFおおさか連絡会の梅田章二さんのブログにも6日のオープニングデモの報告が掲載されています。
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